看護の質の向上をめざして

研究会の概要

理事長より会員の皆様への挨拶

 この度、林 智子前理事長の任期満了に伴い、三重看護研究会理事長を拝命いたしました。
 本研究会は、三重県内の看護系大学、看護専門学校、公益社団法人三重県看護協会、三重県、看護職者が連携し、三重県内の看護学の学術的発展と看護実践の質的向上に寄与することを目的に2017(平成29)年に設立されました。7年目となる2023年度、年に1回開催する学術集会も5回を迎え、また、会員のニーズにあわせた研修会の開催や、研究会誌の発行を進め、研究会としての役割を着実に発揮してまいりました。これも会員の皆様、関係者の皆様のご協力、ご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

 この数年、私たちの生活に多大な影響を与えた新型コロナウイルス感染症に対し、保健医療現場を支え続けられた皆様のご貢献に敬意を表しますとともに、三重看護研究会がそのご活躍の内容を共有できる機会として活用されたことは大変喜ばしいことであり、今後も期待しております。

 三重県は南北にわたる地理的特徴から、保健医療機関の看護職者や、看護系大学・看護専門学校等の看護教員らが一同に集うことの難しさがありますが、オンライン、ハイブリッドというコロナ禍の副産物によって、これまでとは違う方法で情報交換ができるようになりました。このように、私たちは困難な状況を乗り超える力をもっていることを忘れず、これからも三重県の看護の発展という同じ目標に向かって力をあわせていきましょう。そして、少しずつ対面で情報交換ができることを楽しみにしています。

 皆様の日ごろの実践を、まずは学術集会で発表してみませんか。そして、次は論文にまとめ研究会誌への投稿をお待ちしています。初めて論文投稿される会員に対しては、サポーター制度も設けていますので、是非ご活用ください。研究会誌は、第5巻から電子化され、本研究会H.Pからバックナンバーも含め閲覧が可能となっております。

 三重看護研究会は、三重県の看護の発展のために、また、これからの三重県の看護を担う人材の育成のために、お役に立てるよう努力してまいります。今後ともお力添えの程よろしくお願い申し上げます。

 

                                                                                                          2023年7月

                                                                                                          三重看護研究会 理事長 倉田節子

研究会の目的

三重県内の看護系大学・専門学校、公益社団法人三重県看護協会、三重県、看護職者が連携し、三重県内の看護学の学術的発展と看護実践の質的向上

事業内容

  • 学術集会および講演会の開催
  • 研究会および研修会の開催
  • 研究会誌の刊行等